鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽)の人気者でラッコの雄の「ロイズ」に2月14日、飼育員からバレンタインプレゼントが贈られた。
現在同館では、推定24歳雌の「ポテト」、8歳雌の「メイ」と7歳雄の「ロイズ」を飼育、餌を食べる様子や毛繕いいするしぐさがかわいいと、ジュゴンの「セレナ」などと共に人気はトップスター級。
昨年に引き続き、今年も女性飼育員から「ロイズ」へ愛情のこもった手作りのバレンタインプレゼントが贈られた。贈り物は、幅45センチ、厚さ約2センチのハート型に凍らせた氷の塊。ピンクの色は「ロイズ」大好物のサーモンの切り身を使い、スルメイカの身を小さく切った白のハートをデザインした。
飼育員の矢野さんは「プレゼントは約1時間掛けて作った。実際に本当に食べてもらえるか心配だったが、喜んでくれたようなのでホッとした」と感想を漏らす。「現在『メイ』と『ロイズ』の仲が良くないので心配しているが、また仲直りして近いうちにジュニアを産んでくれれば」と期待する。
3月20日までの開館時間は9時~16時30分。入館料は、大人=2,400円、小人=1,200円、幼児(3歳以上)=600円。