自転車ロードレース「ツール・ド・三重(TOUR DE MIE)2013」が2月24日、開幕した。1戦目は「合歓の郷(ねむのさと)」(志摩市浜島町)敷地内に設置した1.45キロのコースを周回する「クリテリウム」に、84人がエントリーした。
自転車ロードレース「ツール・ド・三重2013」開幕-第1戦は合歓の郷
今年で3回目を迎えた同大会は、「三重県をサイクリング王国にしよう」と地域振興、サイクルスポーツの普及促進を目指す「サイクリングクラブ三重」(志摩町和具)が中心となって組織する同実行委員会が主催。優勝者20ポイント、2位15ポイント、3位10ポイントなど、レースごとにポイントを付与し、年間ポイント獲得数で総合チャンピオンを決定する。
昨年は、第1戦=合歓の郷(志摩市)、第2戦=松阪競輪場(松阪市)、第3戦=鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市)、第4戦=伊勢安土桃山文化村(伊勢市)で開催され、昨年から岐阜県で開催される「春の長良川クリテ」「冬の長良川クリテ」の2レースを合わせた6戦のポイント合計で年間総合チャンピオンを決定している。昨年度は、合計獲得ポイント38点でチームマッサの皿屋豊さん(伊勢市)が1位に輝いた。
第1戦目は、「ビギナー」クラス5周(7.25キロ)、「スポーツ」クラス10周(14.5キロ)、「エリート」クラス20周(29キロ)と同コースを時間内にどれだけ走れるかを競う「個人エンデューロ」(1時間)、「チームエンデューロ」(2時間)に分かれてそれぞれレースを楽しんだ。
大山毅実行委員長は「温暖な志摩の地でレースの最中に、粉雪が舞うハプニングもあったが無事第1戦を終了することができた。まだレースの日程が確定していないが第2戦、第3戦と参加いただき優勝目指して頑張ってほしい」と話す。
各カテゴリー別優勝者(チーム)は、エリートの部=皿屋豊さん(伊勢市)52分40.547秒、スポーツの部=門井崇史さん(岡崎市)28分27.034秒、ビギナーの部=森田晃司さん(豊橋市)15分9.104秒、チームエンデューロの部=SAKAI★RACING43周2時間1分42.804秒、個人エンデューロの部=小川修さん(松阪市)22周1時間2分7.286秒。