日本プロバスケットボール「bjリーグ」の公式戦が3月9日・10日、三重県サンアリーナ(伊勢市朝熊町)メーンアリーナで開催されている。鈴木英敬三重県知事、鈴木健一伊勢市長も駆けつけ、迫力あるプロバスケットボール選手の動きやゲーム展開を楽しんだ。
伊勢で「bjリーグ」公式戦ー京都ハンナリーズVS新潟アルビレックス
同試合は、京都を拠点にする「京都ハンナリーズ」のホームゲームとして位置付けられ、三重県初となった昨年は「埼玉ブロンコス」と戦った。今年は、現在イースタンカンファレンス首位の「新潟アルビレックスBB」との対戦。今回は東日本大震災復興祈念試合として選手による義捐金の募集なども行っている。
9日の試合は、 第1クオーター(以下Q)= 21対 22、2Q=18対18、3Q=21対17、4Q=16対29で結果は、76対86と京都が破れた。2Qまではお互い譲らず接戦、3Qで京都がペースを掴んだかのように見えたが、4Qで新潟のスピードに翻弄(ほんろう)され得点を重ねることができなかった。
試合終了後、京都のジャーメインボイエット選手は「今日は負けてしまったが明日は必ず勝つので応援よろしくお願いします」と観客に呼びかけた。9日の観客数は968人。
同アリーナでは地元でのバスケットボール大会「サンアリーナカップ」、平日の夜に地元社会人を対象にした「平日リーグ」を開催するなど、バスケットボールにおけるスポーツ振興を積極的に図っている。この日は地元子どもたちを対象としたクリニックも開催された。