2007年6月に開校、今年7年目を迎えたコミュニティー大学「賢島大学」(志摩市阿児町神明、事務局=代々木高校)が5月23日、本年度最初の講座を開いた。
開校7年目のコミュニティー大学「賢島大学」、2013年度始動
広域通信制高校の「代々木高校」(同)が取り組む「伊勢志摩元気プロジェクト」の一環として立ち上げた同大学は、「いつでも誰でも入学できる」コミュニティー大学。伊勢志摩を元気にしようと、毎月1回さまざまな講座を開いている。
この日は、「志摩市里海推進構想」同市里海推進室・浦中秀人さんと、「伊勢志摩国立公園と私」国立公園管理官の藤田和也さんがそれぞれ話した。浦中さんは「新しい里海創生のまち宣言」や「志摩里海学舎構想」などについて説明。11月7日に開催予定の「里海フェスティバル」についても触れた。藤田さんは国立公園について説明。「伊勢志摩国立公園は96パーセントが民有地であること、国内の国立公園の中で約10万人の定住人口がある」などと話した。
本年度は、年10回と数回のフィールドワークを予定。6月20日「志摩市を盛り上げる女性アーティスト」、7月18日「志摩市内の高校生が考える里海」、8月22日「我が青春時代のステージは多徳島」、10月24日「伊勢河崎商人館の町づくり」、11月28日「志摩里海学舎構想」、12月19日「志摩をスポーツで元気にしよう」、1月23日「里海と海女」、2月27日「元気プロジェクトが動かす明日の志摩」(9月27日は「準備中」)。
同大学への入学には年会費3,000円が必要。入学は随時受け付けている。受講費は1講座500円。