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「伊勢うどん」に「伊勢エビ」の天ぷら-創業90年の老舗「まめや」

「伊勢うどん」に「伊勢エビ」の天ぷら-創業90年の老舗「まめや」

「伊勢うどん」に「伊勢エビ」の天ぷら-創業90年の老舗「まめや」

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 今年12月で創業90年を迎える伊勢うどんの老舗店「まめや」(伊勢市宮後、TEL 0596-23-2425)に5月から、新メニュー「伊勢えびうどん」が登場した。

志摩産の伊勢エビを豪快に伊勢うどんの上に乗せた「まめや」オリジナル

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 300グラム前後の伊勢エビの半分を食べやすいように身を外し1口サイズに切り分け天ぷらにしたものに殻はそのままカリッと揚げた伊勢エビの天ぷらを、伊勢うどんの上に乗せ提供。「せっかく伊勢に来ていただいているので、伊勢を代表し冠に『伊勢』が付く『伊勢エビ』と『伊勢うどん』を同時に食べて欲張ってほしい」と話すのは同店4代目の豆谷清好(まめたにきよし)さん。

 同店は、第一次世界大戦後不況になりリストラされた卯之助さんが、1923(大正12)年に同地で創業したのが始まり。2代目の芳男さんは、海水浴客を対象にアイスキャンデーを製造販売し事業を多角化、当時製造していたアイスキャンデーは「まめやのマック」として人気を博したという。3台目の清裕さんは、愛知県の「味噌煮込みうどん」を伊勢で初めて提供したが、伊勢の人には「麺が固い」と受け入れられず、言われたのをきっかけにしてスタイルはそのままでうどんだけ伊勢うどんに変えて提供し人気を集めたという。

 新メニュー開発のきっかけを清好さんは「お客さまからよく、伊勢エビが食べられるおいしい店は?と尋ねられることがあり、それなら!とメニュー化。伊勢エビは志摩で取れた新鮮なものを使用。まめやオリジナルの伊勢うどんと豪華な伊勢エビ。伊勢神宮参拝に来られた方に食べていただきたくて」と話す。「さらに現在、『伊勢うどんまんじゅう』も試作中。期待していただければ(笑)」とも。

 価格は1,980円。

 そのほかのメニューは、伊勢うどん(510円)、月見伊勢うどん(580円)、冷やし伊勢うどん(630円)、天ぷら伊勢うどん(810円)、デラックス伊勢うどん(1,300円)、伊勢うどんとミニ丼(1,150円)など。

 営業時間は10時~19時30分。火曜定休(月に1度水曜休み)。

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