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三重のローカル誌「NAGI」最新号は県内の「源流トレッキング」を特集

三重のローカル誌「NAGI」最新号は県内の「源流トレッキング」を特集

三重のローカル誌「NAGI」最新号は県内の「源流トレッキング」を特集

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 三重のローカル季刊誌「NAGI(凪)」53(夏)号が、県内の書店に並んだ。今号の特集「源流トレッキング」は、県内を流れる8つの川の「水源山」を歩きながら紹介する。発行は「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。

三重のローカル季刊誌「NAGI(凪)」53(夏)号、特集は「源流トレッキング」

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 生命を支える水の源を知り、山への愛着を深めてもらえればと特集。広域伊勢志摩圏からは、宮川(大台町)の「大杉谷」と、押渕川(南伊勢町)の「諾炬羅(たこら)山」を紹介。そのほかは、三滝川(菰野町)の「御在所岳」、銚子川(紀北町)の「中ノ岳」、櫛田川(松阪市)の「宮の谷」、御幣川(鈴鹿市・亀山市)の「仙ヶ岳」、雲出川(津市美杉)の「修験業山」、楊枝川の「一族山」(熊野市紀和)。

 取材で「諾炬羅山」を登った同社の田山湖雪さんは「標高307メートルで楽チンと思ったが小さなアップダウンが連続して時には岩越えもあったりして膝が笑った…。山頂は、左に五ヶ所浦と相賀浦、右には贄浦に掛かる親子大橋。リアス海岸の入江に縁取られた絶景が目の前に広がりとてもきれいだった」と感想を漏らす。

 そのほか、「森の恵みでリフレッシュ~名水を汲みに行こう 湧水スポット~」は、神宮林から湧き出る「金明水」(伊勢市宇治今在家町)、日本名水百選に選ばれる「天の岩戸」(志摩市磯部町恵利原)、など県内の名水で知られる10カ所を紹介。資源ごみ回収でカーボンオフセットしようと取り組む大台町と「環境思考」(四日市市安島)の活動もフィーチャーした。

 編集人の坂美幸さんは「美しい源流の風景を歩くことで、人と森、水の関係について今一度考えを深めていただければ」と話す。

 価格は670円。 

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