志摩市磯部町出身の世古幸雄さんが11月28日、鳥料理メーンの飲食店「鶏酒肴dining 酉のや」(志摩市阿児町、 TEL 0599-65-7751)をオープンさせた。
世古さんは、鳥羽や松阪のホテルなどで和食の料理人として17年の経験を積んだ後、独立。同店は、とり身やせせり、皮などを焼いた串焼き(2本で300円)やつくね(同400円~)、空揚げ(500円~)など一般的な和食の鳥料理のほかに、フォアグラ丼(880円~)、グリーンカレー風煮込み(640円)などのメニューも並ぶ。熊野地鶏を使った「熊野地鶏のあぶり」(980円~)、「熊野地鶏の温玉グラタン」(850円)は週に一度だけ現地から仕入れるため「売り切れご免」だという。
世古さんは「特に女性の方に来ていただき、くつろいでいただけるように焼き鳥屋や居酒屋というよりは、少しおしゃれな『ダイニング』を目指した。和食以外に洋風にアレンジした鳥料理もメニューに加え、梅酒を中心にした女性好みのアルコール飲料(400円~)も豊富に揃えた」と話す。
「本当はスロースタートしたかったが、店舗完成が遅れたためすぐに12月に入ったこともあり、おかげさまで毎日満席の状態に(汗)。やむなくお断りさせていただいたお客様もいて心苦しく思う。お料理はもちろん、店の雰囲気にもこだわったので、ご満足して帰っていただけるようにがんばります。予約も可能なので事前にお電話いただければ」とも。
店舗面積は約15坪、カウンター(6席)、テーブル2(4席)、個室3(16席)、合計26席。営業時間は17時~24時。年内は定休日なし(12月31日、翌年1月1日は休み)、1月2日から営業。