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ブランド豚「玉城豚」使った「玉城カレー」でまちおこし-スタンプラリーも

ブランド豚「玉城豚」使った「玉城カレー」ー6店舗でスタンプラリー(写真は「カレーの店 インディアン」の「玉城豚角煮カレー」)

ブランド豚「玉城豚」使った「玉城カレー」ー6店舗でスタンプラリー(写真は「カレーの店 インディアン」の「玉城豚角煮カレー」)

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 伊勢市に隣接する度会郡玉城町の飲食店6店舗が昨年11月から、同町で生産するブランド豚「玉城豚」を使ったカレーでまちおこしをしようと「玉城カレー」プロジェクト(事務局TEL 0596-35-0052)を立ち上げ活動している。

「玉城カレー」プロジェクト密かなブームに

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 玉城豚を使うこと、(コメ料理の場合)同町産のコメを使うこと、できる限り同町産の食材を使うこと、同町に店舗があることなど6項目の条件を満たしたカレー料理を「玉城カレー」と認定する同プロジェクトは、玉城豚の消費拡大とPR、同町の飲食店への誘客などが目的。スタンプラリー用の「いただきますカード」や参加6店舗中4店舗の玉城カレーを食べるともらえるオリジナルハンドタオル、共通のパンフレットなど販促ツールも新たに作った。

 参加店とカレーメニューは、旬菜野の花亭(勝田)=「まめまめブーブーカレー」(840円)、ふるさと工房アグリ(原)=「国束山麓(くづかさんろく)カレー」(830円=1日20食限定)、カレーの店インディアン(玉川)=「玉城豚角煮カレー」(900円)、「かくれ家 風(ふう)」(原)=「季節野菜の素揚げ湯葉カレー」(1,260円=要予約)、栄亭(田丸)=「玉城豚角煮カレー風」「じゃがいもまんじゅうカレー風味(懐石コース)」(3,000円~=要予約)、すいーとぴー(下田辺)=「カレーお好み焼きスペシャル」(900円)・「カレー焼きそば」(770円)。

 インディアンの玉城カレーは、15時間掛けて作るスープに20種類以上のスパイスを入れて仕上げたルーに玉城豚の角煮を載せた。同店オーナーシェフの渡辺秀和さんは「少しでも玉城町の飲食店で食べてもらえるきっかけになれば。当店のカレーは大きな角煮を載せているので正直なところ、『玉城カレー』としての利益は全くないが(笑)、少しでも玉城町や玉城豚が話題になればと思いプロジェクトに参加した。ぜひともこの機会に全店を巡っていただければ」と呼び掛ける。

 南伊勢町・度会町・玉城町の3町の合同物産市「サニー市」(会場=玉城町中央公民館)が行われる2月22日には、新たに「玉城カレー」を提供するプロジェクト参加店が増える予定。

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