リウマチを発病し身体障がい者となった梅澤千雅子さんの講演会「『ごめんなさい』は魔法の言葉」が5月17日、修養団伊勢青少年研修センター(伊勢市宇治今在家町)で開催される。主催は伊勢おかげさま実行委員会(大阪市中央区、TEL 090-2595-1830)など。
大阪府出身の梅澤さんは長女出産後、リウマチを発病。身体障がい者手帳1級に認定され、苦痛と闘いながら、高野山画僧・藤原祐寛師に師事、日本画を学ぶ。2002年第5回京都墨彩画壇展で「虚空へ」特選受賞するも、2005年利き腕の右肘を粉砕骨折し、「二度と絵筆を持つことができない体」と医師の宣告を受けたが2009年再起し筆を執った。しかしながら2012年末に直腸がんが見つかり、どん底に突き落とされながらも現在に至る。
同実行委員会の祐源泰成さんは「梅澤さんは病気や障がいと闘いながら、命を輝かせて毎日を元気に活躍している人。伊勢の修養団という素晴らしい学びの場で、梅澤さんのお話をぜひ聞いていただきたいと思い講演会を企画した。梅澤さんのお話から『生かされている、または生かしていただいているありがたさ』を感じていただければ、きっと元気を得てお帰りいただけるはず。多くの人に来ていただければ」と呼び掛ける。
開場13時30分、開演14時。参加費は2,000円。