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英虞湾に浮かぶ離島「間崎島」に初のカフェ?-夏季限定オープン

英虞湾に浮かぶ離島「間崎島」に初のカフェ?-夏季限定オープン

英虞湾に浮かぶ離島「間崎島」に初のカフェ?-夏季限定オープン

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 真珠のふるさと英虞湾の中央に浮かぶ離島「間崎島(まさきじま)」に7月19日、初の飲食店「間崎島 里海カフェ」(志摩市志摩町、TEL 0599-85-6359)が期間限定でオープンした。

英虞湾に浮かぶ離島「間崎島」に初のカフェ「里海カフェ」

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 満開のハマユウの花が咲き、志摩自然学校(大王町)のシーカヤックツアーの団体が小休止のため上陸している白砂のビーチは7月8日に海水浴場として海開きが行われたばかり。周囲を海で囲まれた「里海カフェ」は、いわば海水浴場に臨時で設置される「海の家」。離島人材育成基金助成事業を活用し、地元自治会と間崎島振興会が間崎島開発総合センター(同)の玄関前の庭にオープンした。島での起業が可能かどうかの実験店でもある。

 提供するメニューは、英虞湾でとれたワタリガニ1匹を蒸した「蒸しカニ」(時価400円~)、「バタ貝カレー」(700円)など。この日は約30人が利用、「里海カフェ」主催イベントとして「ビーチコンサート」も開催された。

 「里海カフェ」は、同市の「地域おこし協力隊」に応募し昨年9月に名古屋市から間崎島に移住した田口彰一さん(63)らが中心となって8月19日までの1カ月間限定で運営する。田口さんは20歳からヨットを始めニュージーランドまで行った経験もあるほどの腕前。南伊勢町の志摩ヨットハーバーから江ノ島を目指す「パールレース」にも何度も出場している。

 田口さんは「これまで海水浴客が来ても食事を提供する店がなかった。まずは運営ができるかどうか市場調査から」と話す。

 営業時間は11時30分~13時30分(雨天休業)。8月9日には「ミッドサマーロックコンサート」を開催予定。

 東西に約2キロ、南北に約0.5キロ、面積約3.7平方キロの間崎島は、リアス海岸特有の入り組んだ入り江を持つ離島で、英虞湾の陸続きでない離島の中では最も大きい有人島。かつて養殖真珠全盛のころには「真珠の島」「宝石の島」と呼ばれ、ラジオ、テレビ、電話の普及率で全国1位になるほど裕福で活気のある島だった。過疎化と真珠産業の衰退により、現在の島民は111人64世帯、平均年齢約74歳(2014年6月末現在)。「岩城酒店」と「西井商店」の2店舗が営業を続けるが、西井商店は2年前の2012年に廃業を決めたにもかかわらず島民の要望により今も辞めずに最低限の生活必需品だけを売る。飲料の自動販売機は1台。「伊勢志摩元気プロジェクト」バチャルコミュニティー大学の賢島大学(事務局=代々木高校)の一色真司さんらが中心になって同島を盛り上げようと継続的な活動を展開している。

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