三重県内を取材し、「ふるさとを刺激する大人のローカル誌」をキャッチフレーズに年4回発行しているタウン誌「NAGI」夏号が6月1日に発売された。発行は「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。今号で8周年目を迎える。
「NAGI」夏号では、三重県内の映画のロケ地や撮影エピソード、三重県にゆかりのある映画監督などを紹介している。
宇治山田中等学校(現宇治山田高等学校)出身の小津安二郎監督の三重県で唯一撮影された「浮草」(1959年)では、志摩半島一円で撮影された時のエピソードや実際に映画で撮影された場所を取り上げた。2005年7月に全国上映された「逆境ナイン」では、2002年に設立された「伊勢志摩フィルムコミッション」(伊勢市二見町)が重要な役割を果たしたことを、担当職員へのインタビューを通じて紹介している。
そのほか、シーカヤックで県内の海岸をツアーする連載コラムの「手漕ぎ隊が行く」では、南伊勢町の洞窟をフィーチャーした。三重県内の書店、道の駅などで販売。価格は670円。
Local magazine features Mie movie locations
The current issue of NAGI Magazine features articles and pictures about locations in Mie Prefecture that have been used in Japanese movies. One particular article focuses on locally-born movie director, Yasuji Ozu and his memories of making his movie, Ukigusa in 1959. NAGI (¥670 yen) is sold at bookstores and Michi no Eki stores within Mie Prefecture.(英訳:ホワイト・パイン・イングリッシュ・スクール)