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近鉄の新型観光特急「しまかぜ」10月運行開始の京都便特急券、2分で完売

近鉄の新型観光特急「しまかぜ」10月運行開始の京都便特急券、2分で完売

近鉄の新型観光特急「しまかぜ」10月運行開始の京都便特急券、2分で完売

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 近畿日本鉄道(以下、近鉄)の新型特急「しまかぜ」が10月10日から京都便の運行を開始するにあたり1カ月前となった9月10日10時30分、その日の特急券の予約販売が始まったが、開始早々京都駅発便が約2分、賢島駅発便が約5分で全席完売した。

両陛下、近鉄「しまかぜ」に乗って式年遷宮後の伊勢神宮へ

 「しまかぜ」は昨年3月、近鉄が伊勢神宮式年遷宮に合わせ伊勢志摩の地域活性化の起爆剤として導入した6両編成の新型観光特急(全138席)。大阪と名古屋からそれぞれ水曜日を除く1日1往復し、大阪難波駅~賢島駅間を約2時間20分、近鉄名古屋駅~賢島駅間を約2時間で結ぶ。導入から1年半を経過した今でも乗車率はほぼ100%で、運行開始からの1年間の乗車人数は当初計画よりも4万人多い約18万人だった。電動のマッサージ機能などが付く本革のプレミアムシートは1シート当たり約100万円の開発費を掛けた。今年3月には天皇皇后両陛下が伊勢市を訪問する際に「お召し列車」として、7月に皇太子ご一家が伊勢神宮参拝の際の帰りの列車に、「しまかぜ」が選ばれた。

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 京都便は、京都・奈良方面の客からの伊勢志摩への旅行ニーズに応えるもの。京都駅を10時に出発し、近鉄丹波橋、大和西大寺、大和八木、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方でそれぞれ停車し、12時47分に賢島駅に到着、約2時間50分で結ぶ(賢島発は14時50分、京都駅着は17時38分)。

 近鉄はこれに合わせて、「しまかぜ」全列車に無線LANを導入。スマートフォンやタブレットPC、通信型ゲーム機などからインターネットに接続できるようになる。走行中の前方映像や「しまかぜ」オリジナル映像のコンテンツ配信サービスなども始める。

 「大阪、名古屋発着便を利用した客の反応は上々だが、乗車時間は2時間前後と短いため『ゆっくりと乗りたい』『列車本数を増やしてほしい』という声もある」(同社広報担当者)という。同車両は、1年間に運行された新型車両や改造車両から優秀と認めた車両に選ばれる「ブルーリボン賞」を受賞した(「ブルーリボン賞・ローレル賞選考委員会」5月26日発表)。

 京都~賢島間の大人運賃は5,560円(普通運賃=2,530円+特急料金=1,900円+しまかぜ特別料金=1,130円)。

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