今年4月に開園20周年を迎えた志摩スペイン村(志摩市磯部町)パルケエスパーニャの入園者が10月4日、4000万人を達成した。
「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」が入園者4000万人達成
4000万人目となったのは名古屋市から家族4人で遊びに来た小学2年生の北崎煌士(こうし)さん。北崎さん家族は入園と同時にクラッカーや同園キャラクターのドンキホーテやダルシネアらに迎えられ、何が起こったかわからないまま驚いた様子だった。煌士さんは「(4000万人目になれて)最高の気分。プレゼントがたくさんもらえてうれしい」とコメントを残す。
同園の串田幹男社長は「おかげさまで20周年目の今年、ちょうど4000万人達成というダブルで節目を迎えることができて大変うれしく思う。これもひとえにご来園いただいたお客様のおかげと感謝している。楽しい思い出をお持ち帰りいただける場所として今後も努力していきたい」と話す。
北崎さん家族には、4000万人目の認定証や花束のほか、同園の年間パスポート(4人分)、「ホテル志摩スペイン村」(同)ファミリールーム宿泊券、同園キャラクターぬいぐるみなどがプレゼントされた。ドンキホーテとダルシネアは年に数回しか着用することがないというタキシードとドレス姿で祝福した。
同園は、1994年4月22日に開園、1997年4月18日に1000万人(オープンから2年361日)、2002年3月10日に2000万人(同8年323日)、2007年11月6日に3000万人(同13年198日)を達成。4000万人達成のこの日はオープンから20年と165日目だった(入園者数は、同園と同ホテル、温泉施設「ひまわりの湯」の合計)。
串田社長は「当園の開業準備室から関わっているので4000万人達成は感慨深い。開園当初のポストは広報課長だったので、100万人、200万人達成など節目をお祝いするイベントなどメディアの方々へのご案内など、とても忙しかった記憶が蘇る。このような節目をこれからも重ねていきたい」とも。