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サミット候補地の賢島発着「伊勢志摩ツーデーウオーク」に3616人が参加

サミット候補地の賢島発着「伊勢志摩ツーデーウオーク」に3616人が参加

サミット候補地の賢島発着「伊勢志摩ツーデーウオーク」に3616人が参加

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 伊勢志摩国立公園の中心に位置する賢島を発着点とし志摩市内に設けた7つのコース(6~30キロ)を2日間歩いてゴールを目指す「伊勢志摩ツーデーウオーク」が5月23日・24日、のべ3616人の参加者を集め開催された。

【その他の画像】伊勢志摩ツーデーウオーク

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 賢島は英虞湾に浮かぶ島で本土と2本の橋で結ばれている。現在、日本が議長国となる来年の「主要国首脳会議(サミット)」の候補地の一つに挙げられている。

 第5回目となる同大会は、風光明媚(めいび)な英虞湾の多島風景や潮風が爽やかな太平洋岸を歩くコース、英虞湾や的矢湾を船で渡るコースや近鉄電車に乗るコースなどバラエティーに富んだコースが人気を集める。近鉄賢島駅から徒歩1分の距離にある志摩マリンランド(志摩市阿児町)がメーン会場であること、参加者には同水族館のチケットも付くことも人気の一つとなっている。

 初日は、「大王崎と海女、真珠のみち(30キロ)」「市後浜から大王崎、きらめく海岸のみち(20キロ)」「浜島・太平洋展望のみち(10キロ)」の3つのコース。2日目は、「安乗崎と渡鹿野島、的矢の港町のみち(30キロ)」「光あふれる白浜から日和山へのみち(23キロ)」「ミシュランひとつ★!里海展望のみち(12キロ)」「手軽にウオーク・合歓の郷しぜんみち(6キロ)」の4コースをそれぞれ設定。

 そのほか、休憩ポイントではヒオウギガイやアオサ汁の振る舞い、大会会場では1秒間に2.5回つくという恵利原の早餅つき(約500人前)など「おもてなし」も数多く用意した。

 同大会には、昨年から電子マネーカード「WAON(ワオン)」を使った先進的な取り組みも行われている。地域に寄付金が還元される地域カード「伊勢志摩WAONカード」を全参加者に配布。スタートとゴール時と各中継ポイントでカードをかざしてチェックを受け、参加者の行動をリアルタイムで把握し、完歩記録を自動化した。

 24日の30キロコースに参加した作家の井沢元彦さんは「以前、志摩ロードパーティーにも参加し完走している。伊勢志摩は何度も足を運びたい場所。伊勢志摩ツーデーウオークのコースもとても素晴らしく、今回もとても楽しめた」と感想を漏らした。

 2日間の参加者は以下の通り。23日は、30キロ=498人、20キロ=455人、10キロ=850人、計=1803人。24日は、30キロ=296人、23キロ=278人、12キロ=509人、6キロ=730人、計=1813人。2日間合計=3616人。

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