伊勢志摩国立公園の中心に位置する志摩市・賢島を発着点とする伊勢志摩ツーデーウオークが19日・20日の2日間、のべ約3,000人の参加者を集めスタート。参加者は、7つのコース（6～33キロ）を思い思いのスタイルでウオーキングする。

賢島大橋から見た景色

　昨年から始まった同大会は、美しいリアス式海岸と緑多い風光明媚な国立公園内をウオーキングできることから人気が高く、第1回大会には3,266人の参加者を集めた。今年は、英虞湾や的矢湾を船に乗るコースのほか、近鉄電車に乗るコースを新たに設定、志摩市全域を楽しんでもらおうと計画し直した。さらにスタートとゴールを近鉄賢島駅近くの志摩マリンランド（志摩市阿児町）に変更し、参加者の利便性を図った。

　19日初日は快晴、33キロには454人、20キロには641人、12キロには655人、計1750人が参加し、年齢は6歳から76歳まで、地域も北海道から鹿児島までとさまざま。

　参加者は、磯部太鼓の演奏をバックに志摩市観光大使で賢島駅のペンギン駅長「志摩ちゃん」に見送られながら元気よくスタート、波切漁港や横山展望台などでヒオウギガイやアオサ汁の振る舞いを受けた。20キロコースの参加者の中には大口秀和志摩市長の姿もあった。

　20日は7時から受付けを開始、8時から順次スタートする。合歓の郷（浜島町）ではFM三重のパーソナリティーを務める広瀬隆さんとめるへん堂のスペシャルライブ、大会会場では恵利原の早餅つきなどが予定されている。当日の参加も可能。