昨年10月にJAとJFが手を組んでできた農水産物直売所とレストランを併設する「鳥羽マルシェ」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-21-1080)が7月16日から8月22日までの毎週木曜・金曜・土限定で「海辺のビア・テラス」をオープンする。
三重大学医学部付属病院栄養指導管理室室長の岩田加壽子さんらがメニュー監修を行うビュッフェスタイルのレストランが人気の同店。地元で取れる旬の食材をメーンにした料理は常時20種類以上。約50席あるレストランは、平日には約2回転、土曜・日曜・祝日には3回転以上する人気ぶりだという。
「海辺のビア・テラス」は、鳥羽湾に面して波音を聞きながら美しい景色を楽しんでもらおうと今シーズンから開催する。同施設販促・企画リーダー兼副店長の平田晋也さんは「夜の鳥羽は静かなので、盛り上げたい。潮風を感じながら生ビールと地元産のつまみで乾杯していただければ」と呼び掛ける。
メニューは、地元食材を使った釜揚げシラス、ウタセエビの空揚げ、ブリの照り焼き、タコブツ、オリジナルジャガチップス、枝豆など(以上300円)、日替わり刺し身(500円~)、生ビール(550円)、チューハイ(400円)、缶ビール(350円)、缶チューハイ、ノンアルコールビール(以上300円)、アップルストレートジュース(200円)など。
「海辺のビア・テラス」は約70席。営業時間は、17時30分~20時。雨天中止。7月24日(みなと祭り)と8月13日~15日(お盆)は休み。施設の営業時間は10時~18時。水曜定休。レストランの営業時間は11時~14時で、料金は大人=1,480円、小学生=980円、3歳以上480円(制限時間は1時間)。
鳥羽マルシェは、第1次産業の振興と農漁村地域の活性化を図ることを目的に、鳥羽市が約2億5,000万円をかけ建物を整備。JAの鳥羽志摩農業協同組合(志摩市阿児町)とJFの鳥羽磯部漁業協同組合(鳥羽市鳥羽)が3,000万円ずつを共同出資し設立した「鳥羽マルシェ有限責任事業組合」が運営する。総務省地域力創造グループ地域政策課「地域経済循環創造事業交付金」から5,000万円などを活用した。