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伊勢現代美術館で「ヒト形クルマ」の陶芸作品展 「岡モータース展」

伊勢現代美術館で「ヒト形クルマ」の陶芸作品展 「岡モータース展」

伊勢現代美術館で「ヒト形クルマ」の陶芸作品展 「岡モータース展」

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 五ヶ所湾の海辺に立つ「伊勢現代美術館」(度会郡南伊勢町、TEL 0599-66-1138)で現在、陶芸作家岡歩さんの作品展「Fresh 2015 岡モータース展」が同館2階の展示スペースで開催されている。

【その他の画像】ヒトの形をしたクルマ117点

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 「Fresh」展は、同館が若手アーティストの発掘と支援を目的に継続的に開催しているもので今回は、和歌山県出身で現在は愛知県常滑市で陶芸作家として活躍する29歳の岡さんの作品が並ぶ。

 岡さんは、「今日も暮らしに役立たない」無限会社・岡モータースの代表取締役。「郵便局でアルバイトをしていたある時、バイクに乗る郵便局員が『クルマ』に見えた」という岡さん。作品は、人間の形をした焼き物に4輪のタイヤが付いた「クルマ」117台を展示する。

 伊勢方面から南伊勢町までをつなぐ道路「サニーロード」を駆け抜けるという設定のタイトル「真夏のサニーロード」はクラシックタイプの「クルマ」を、その周囲には伊勢志摩を想起させる海女や真珠貝などをイメージした「クルマ」を展示する。作品のほとんどが今回の個展のために焼き上げたものだという。

 岡さんは「117点全て表情が違うので誰かに似た顔の『クルマ』に出会うかもしれないので、1台1台観察して欲しい。お車でお越しの際はぜひ『サニーロード』を抜けて、クルマたちに会いに来てほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。火曜・水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小・中学生は無料。9月6日まで。同時に「ミコライ・ポリンスキー展」(9月28日まで)、「Fresh 2015 木全由華展」(9月27日まで)も開催中。

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