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伊勢現代美術館で谷本由子さんの作品展 コンブやワカメのような焼き物

伊勢現代美術館で谷本由子さんの作品展 コンブやワカメのような焼き物

伊勢現代美術館で谷本由子さんの作品展 コンブやワカメのような焼き物

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 五ヶ所湾の海辺に建つ「伊勢現代美術館」(度会郡南伊勢町、TEL 0599-66-1138)で現在、陶芸家・谷本由子さんの作品展「分身として生まれてくる」が開催されている。

【その他の画像】「伊勢現代美術館」で陶芸家・谷本由子さんの作品展

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 広島出身の谷本さんは1973(昭和48)年、京都精華短期大学(京都府京都市左京区)美術科・染織科を卒業。油絵や銅版画を手掛けていたが、約30年前に陶芸家の谷本景さんと出会い結婚し、陶芸を始めた。伊賀市在住。

 作品は、谷本さんが今回の展覧会のために作ったもので、タオルを巻いた木の板に練った土を載せ、一気に裏返し板から剥がれた時に現れる自然な土の形状を約1年間乾かし寝かせ、そのまま焼き上げ、釉薬で色付けした銀彩陶。月白釉で焼いた「White」、黒釉と銀彩釉で焼いた「Black」、瑠璃釉で焼いた「Blue」の3種類計21点。一点一点異なる形状で、海の中で揺らめくコンブやワカメのように見える。そのほか、1995年に製作したミクストメディア「Painting」も5点展示する。

 開館時間は10時~17時。火曜・水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小・中学生は無料。6月28日まで。5月21日~6月7日の期間は同館2階で「Fresh2015 永戸あかり展」が開催される。

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