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志摩市商工会で「ええもん研究会」、伊勢志摩サミット関連商品続々

志摩市商工会で「ええもん研究会」、伊勢志摩サミット関連商品続々

志摩市商工会で「ええもん研究会」、伊勢志摩サミット関連商品続々

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 志摩市商工会(志摩市阿児町鵜方)で10月2日・4日、伊勢志摩の食材や加工食品などを展示し商談につなげようと取り組む「御食(みけ)つ国志摩『ええもん研究会』」が開催された。

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 古来、朝廷に海産物などを献上してきた志摩は「御食つ国」とよばれ、豊富な食材の供給地として認められていた。

 同商工会主催による同イベントは、今回で11回目。市内の製造業者や加工業者らが作ったオリジナル商品をブランディング化し、販路拡大し販売促進につなげようとビジネスマッチングを目的に開催している。毎年県内外から多くのバイヤーやメディアの人たちが集まっている。

 今回は、来年5月26日・27日に主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」が志摩市内で開催されることが決まったことから、G7にちなんで海藻7種類を使ったあられや、サミット開催までと終わってからの2種類のパッケージデザインをあらかじめ作って対応するなど、サミット関連の商品の出品が目立った。

 そのほか、昨年の商品をブラッシュアップさせたものや志摩でカラスミの製造に1からチャレンジする業者、高級イチゴとして知られ地元ではほとんど流通せず都市圏で多く販売されている「レッドパール」を使ったプリンなどさまざまな商品が出そろった。

 サトウキビの栽培を始めて間もない1年前には案内できる商品(完成品)が何もなかった「よこやま」(同)は、100坪のサトウキビ畑で作ったサトウキビを搾って煮詰めた「情熱のさとうきびシロップ」(120グラム)を出品。同社社長の西村悦子さんは「昨年は売れる商品がない辛さを味わった。今年はシロップのほかに『元気なくこ茶』も商品化して注文を受ける体制が整った。たくさん売れればうれしい。今年は栽培面積を10倍の1000坪に拡張したので来年はさらに増産できるはず」とほほ笑む。

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