来年5月に主要国首脳会議「伊勢志摩サミット（G7）」が開催される賢島を一望できる対岸の大崎半島にある志摩地中海村（志摩市浜島町）で12月5日、伊勢志摩で活躍する女性たちが集まっていろいろなテーマで話し合う「伊勢志摩女子サミット」が行われた。

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　「七転び八起き」から、毎回のセミナーを1「転（てん）」と呼び、先月11月7日に第1転を行い、来年5月までの「G7」（ガールズセブン）、計第7転まで行い毎回女性のゲストスピーカーによるテーマに沿った話を聞き、さまざまな意見を出し合うというもの。「その場にいる女性同士の交流から生まれる『化学反応』にも期待している」という。

　第1転は「女性としてイキルとは？」をテーマに、参議院議員で1児の母の吉川ゆうみさん、志摩地中海村社長の大西晶さん、みえアクティブウーマン代表でミス・ユニバース・ジャパン三重ビューティーキャンププロデューサー兼審査員の山本幸以さんの3人が登壇。

　第2転は「私にとっての仕事とは？」をテーマに、四日市市消防本部、女性初の消防士長「レスキュー女子」「消防女子」として注目を集める小﨑マリヤさん、「外宮さんゆかたで千人お参り」などを企画する「伊勢なでしこ」代表で結婚式プロデュース業・笑顔カンパニー（伊勢市）社長の島田かよさん、「大江戸温泉物語 伊勢志摩」（同）支配人の大野なほさん。を招き仕事についての話を聞いた。

　同イベントを主催するまちづくり団体「楽笑（らくしょう）」（TEL 080-6919-1034）の岩城裕子さんは「毎回、ゲストの話を聞き参加者のみなさんが、明日への一歩や自分自身の幸せの尺度を知ることや、気づくこと、仕事・結婚・出産・子育て・老後、歩む道を選ぶ時の道しるべとなることを目当てとして、伊勢志摩、三重県を盛り上げたいという思いで、計7回開催する。伊勢志摩の活力ある女性たちの姿や生き方を発信できれば」と話す。

　「もう一つ意識していることは、参加者とゲスト、参加者同士の交流がある。もうすでに1回目でつながった女性たちが、新しい企画を進めていたり、連絡を取り合っていたりしている。7回の開催後の具体的な話はまだ決まっていないが、『七転び八起き』からきている1転、2転、3転～7転…。その先の『八起き』でさらに盛り上げたい」とも。

　女性を軸に「伊勢志摩サミット」をテーマにした「伊勢志摩女子サミット特別企画」を進めることが、第2転の参加者の賛同を得て決定した。

　来年以降のテーマと開催日は、以下の通り。第3転「パートナー」（1月9日）、第4転「ライフワークバランス」（2月6日）、第5転「セカンドライフ」（3月5日）、第6転「断捨離・取捨選択」（4月2日）、第7転「生と死」（5月7日）。