鳥羽志摩地域家族会「みしま会」(志摩市阿児町、TEL 090-1070-6564)が2月11日、「『発達障がい』理解と支援」についての講演会を阿児アリーナ(同)ベイホールで開催する。
同会は、鳥羽志摩地域で引きこもりや不登校、精神・発達障がいなどの問題を抱える人やその家族を支援することを目的に約20年前から活動を開始。2011年にNPO法人を設立した。障がいを持つ人が社会参加するため、自宅訪問したり、支援センターと協力しながら情報共有したりする支援活動を行っている。
講演会は、「赤い羽根共同募金」の資金を活用し、年に一度一般の人を対象に実施しているもの。講師は自身も発達障がいと診断されながらも同じ悩みを持つ人へ勇気を与えようと活動する就労支援事業所「オレンジの会」(愛知県名古屋市)の山田真理子さんと、山田さんの母で自身も発達障がいで不登校経験者、自立サポートセンター相談支援員、「オレンジの会」理事の鈴木美登里さんが務める。
みしま会の畑中登代表理事は「同じ悩みを持つ人の話を聞き、お役に立つことができれば。当日は相談会も実施するので気軽に参加していただければ」と呼び掛ける。
講演会は13時~15時、グループ相談会15時~15時30分。