「マネーの虎」に出演していた安田久社長の講演会「地方の食材を中央に/物産展はもう古い-勝ち組になるための地方活性化術」を11月9日、伊勢市商工会議所で開催する。主催は三重県情報通信基盤整備協会(津市栗真町、TEL 059-271-9028)。
安田さんは飲食店の経営・プロデュース・経営コンサルタントなどの業務を行うエイチワイシステム(東京都港区六本木)を経営、日本テレビ系人気番組だった「マネーの虎」に出演したことで話題になった。1998年に監獄をイメージしたエンターテイメントレストラン「アルカトラズ」などを手がけ成功し、その後2004年から出身地秋田県の郷土料理店「なまはげ」「きりたんぽ」「稲庭」を展開、現在「47都道府県47ブランド47地方活性化店舗の創設」を目標に各都道府県の特色、食材を生かした店舗の出店を銀座周辺に展開中。秋田県のほか、すでに出店済みの鹿児島県「黒薩摩」、熊本県「あまくさ」、石川県「能登・輪島」は人気店となっている。
同講演会は三重県からの「情報発信」をテーマに、地方活性化店舗の展開をはかっている安田さんの事業戦略から、地方の食材を中央で消費させ、ヒト・モノ・カネのサイクルを作り出し、地方活性化につなげる方法を探っていこうと同協会が企画した。
会場は伊勢商工会議所5階・大会議室。開催時間は13時~15時。参加申込みは電子メール(office2@miejin.net)またはインターネット上の登録フォームから。定員100人。参加無料。