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伊勢志摩サミットの「折り鶴」、広島で折り続けられ8000羽以上

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 「G7伊勢志摩サミット2016」配偶者プログラム(5月26日)において「千羽鶴プロジェクト実行委員会」が提供した平和祈願のカップ&ソーサーのセットに添えられた「折り鶴」が今、広島で大きく羽を広げている。

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 同実行委員会は昨年、高級食器「ナルミ」(愛知県名古屋市)のマザー工場である三重ナルミ(志摩市磯部町)の協力を得て「MADE IN ISESHIMA」の同品を完成させた。同品のトータルデザインは、佐賀県出身名古屋市在住の書家・小林勇輝さんの詩「生キトシ 生ケルモノガ 幸セデ 在リマスヨウニ」の文字が折り鶴の形になった作品をモチーフに、小林さんが自らが担当した。ソーサーは8羽の折り鶴が手をつないでいるように見える三重県桑名市に伝わる「桑名の千羽鶴」の連鶴「八つ橋(やつはし)」の形に偶然なったという。

 その偶然を形にして首脳たちの元に届けようと、広島市や福山市で折り紙講師として活動する久保田和子さんが伊勢志摩の海をイメージした柄の入った青色の和紙で、世界平和への思いを込めて「八つ橋」を折った。

 昨年開催されたサミット初日の朝、安倍昭恵総理大臣夫人とヨアヒム・ザウアー・ドイツ首相夫君、ソフィー・グレゴワール=トルドー・カナダ首相夫人、マウゴジャータ・トゥスク欧州理事会議長夫人の4人が伊勢神宮を訪問。その後の昼食会で、三重県立相可高校(多気郡多気町)食物調理科の生徒たちが三重県産の食材を豊富に用いた料理を提供。食事の最後に、同品でコーヒーが提供された。その後5月26日、近鉄賢島駅2階に完成した伊勢志摩サミット記念館「サミエール」(志摩市阿児町)に同品と「八つ橋」が展示された。

 一方、広島では久保田さんが講師を務める折り紙教室で「八つ橋」を折ってみたいという受講生が続出。サミット終了後、地元テレビに取り上げられたことも人気に拍車を掛けた。

 8月5日に行われた折り紙教室でも「八つ橋」を折ったという久保田さん。「最初に『今日八つ橋を折るのは、広島にとって明日8月6日が平和を願う祈りの日だから』と説明した。手と手を取り合っている連鶴の八つ橋、生きとし生けるものが幸せでありますように…と祈りながら折った」と報告する。

 「出来上がりを見て『本当に素敵』とご自分の作品を愛おしくご覧になっていらっしゃった。『地域に帰ってお友達と祈る』『公民館で教える』『婦人会の方と祈る』など、皆さまが和紙を購入してくださった。一枚の紙から広がる輪を今日も強く感じた。戦争を知らない私たちの世代が多くなっている現状ではあるが、広島の若い世代は先人の思いを学んでいる。世界から争いがなくなることを願うばかり」と話す。

 久保田さんによるとサミット終了後1年を待たず、折られた和紙は1000枚以上になっていたという。1組に8羽の鶴を折るのでその数は8000羽以上になり、その輪は今も続いている。

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