ピアニストの中島剛さんのコンサートが10月22日、ミキモトホール(伊勢市黒瀬町)で開催される。
中島さんは東邦音楽大学を首席で卒業。第64回読売新人演奏会に出演1996年からハンガリー国立リスト音楽院で学び、ウィーンでのピアノ・リサイタルなどを経て、2002年ウィーンを訪問された天皇皇后両陛下の歓迎レセプションで、ウィーンの若き音楽家の一人として紹介される。2006年に坂本龍一プロデュース「ロハスクラシック・コンサート」、2012年、2013年に「森山良子Ryoko Classicsツアー」などへの参加をはじめ、多くのリサイタルを開催、現在は東邦音楽大学講師を務める。
演奏する曲はショパンの「ノクターン 第20番 嬰ハ短調『遺作』」、バッハの「ブルゾーニ シャコンヌ ニ短調」、リストの「愛の夢 変イ長調」など。
伊勢市在住の音楽家で主催者の奥田真理さんは「とても素晴らしいピアニストで伊勢にまで来てくれるなんて、あり得ない。昨年、外宮(げくう)で奉納演奏をしていただいた縁がきっかけでコンサートが開催できることになった。ぜひ参加していただければ」と呼び掛ける。
開場13時30分、開演14時。入場料は全席自由2,000円。問い合わせは奥田さん(TEL 090-3480-3492)まで。