伊勢志摩出身で現在名古屋市で活動する才能コーディネーター・お役割鑑定士のみやざきみわさんが出版した「13の性格 最強の数字『14』を作って最良の人間関係を手に入れる」(ワニブックス)が、日本語版に加えて海外2カ国で販売されている。
【その他の画像】みやざきみわさんの著書「13の性格」日本・韓国・タイで
みやざきさんは、九鬼水軍の子孫で尾鷲市九鬼町出身の祖父母が鳥羽市に移住したことがきっかけから鳥羽市内で生まれた。その後伊勢市で約15年間生活し、今年8月に拠点を名古屋に移した。みやざきさん自らが考案した人間学の「十三導(じゅうさんどう)」を用いて、チャンスや人の才能を引き出すことを目的に、子育てや会社のチームワーク作りに人事面からアドバイスなどを行っている。
同書は2014年11月、人間関係のトリセツ本・人事本として出版し、現在2刷。昨年4月に韓国版、今年6月にタイ版が発売された。みやざきさんは米シアトルでも講演会を行っている。
みやざきさんは「『十三導』とは才能を生かすことで、人間関係を円滑にし、自分や自分以外の人の役割を知るために開発したオリジナルツール。マヤ暦や神道(しんとう)だけでなく五行易などを含んだ統計学を基にして、260 パターンの潜在能力、25 タイプの理解と行動速度、5 段階の体力燃費などから、物事の捉え方や考え方についてまとめ、人の性格を分かりやすく13 通りに分類したことから『十三導』と名付けた。足して14 になる相棒とタッグを組むと最強で、何倍ものラッキーが降り注ぐ」と説明する。
出版のきっかけについて、みやざきさんは「映画『ボクの妻と結婚してください』の原作者で放送作家の樋口卓治先生からチームの相談を受けた。伊勢まで来ていただき、伊勢うどんを食べながら『これ(十三導)いいよ。もっと世の中の人に伝えようよ』という後押しをいただき執筆活動が始まった」と打ち明ける。
樋口さんは「『人に短所などない。それは人から見た物差し』『いらない人などこの世にはいない』というみやざきさんのメッセージが今の時代にとても染みる。この本は人を13の性格に分け、良い悪いを述べるのではなく、その人の生かし方に特化した本で、どんな占い本より明日を生きる明かりとなる」と話す。
みやざきさんは「そんな樋口先生から頂いたチャンスが、あれよあれよと海外でも注目されるようになるなんてびっくり。少しでも多くの人に伝えられれば」とも。
日本語版はアマゾンなどで購入できる。