飲食店「個室創作ダイニング・パセプション」(伊勢市小俣町、TEL 0596-37-7112)と尾鷲ヒノキの木製品を開発販売する「貫じん堂」(伊勢市通町)が共同開発した「料理盛り付け台」が11月12日から、同店のコースメニューの1品に登場する。
【その他の画像】尾鷲ヒノキの間伐材を使用したオリジナル料理盛り付け台
同店は、伊勢志摩の天然の魚介類などを提供する飲食店。同社は、「尾鷲ヒノキ」として有名な三重県産の木材を多くの人に利用してもらおうとベンチやテーブルなどオーダーメード商品の開発販売などを手掛ける。
新たに開発した盛り付け台は尾鷲ヒノキの間伐材を使用し、伊勢神宮を流れる五十鈴川をイメージした流線型に仕上げ、観光客や地元の若者に楽しんでもらおうと伊勢弁「ようけ」「だんない」「おいない」「おおきんな」「おもしゃい」「ささって」の6つの方言を彫った。
盛り付け台には、伊勢弁が書かれている位置にそれぞれ「刺し身5種」を盛り付け、刺し身を食べると伊勢弁が現れるサプライズ的な演出を期待するという。
同店オーナーの林完治さんは「料理を盛り付けるオリジナルの器があればと考えていたところ、貫じん堂の辻村みすづさんから尾鷲ヒノキを使ったものを提案いただいたのがきっかけ。調理する側のオペレーションが軽減でき、見た目も華やかで、かつユーモアあふれるものができないかと話し合って完成した」と説明する。
対象のコースは、前日までの予約、2人以上からで、会席全8品コース(2,900円)、全10品コース(3,400円)、国産牛霜降りコース(4,400円)、伊勢エビせいろ蒸しコース(6,400円)。
営業時間は、ランチ=11時40分~15時(水曜・金曜定休)、ディナー=18時~23時(水曜定休)。