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「富士山が宙に浮く季節に」伊勢志摩の早朝の海岸から「エアー富士」くっきり

「富士山が宙に浮く季節に」伊勢志摩の早朝の海岸から「エアー富士」くっきり

「富士山が宙に浮き上がる季節に」伊勢志摩の早朝の海岸からくっきり

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 富士山が宙に浮き上がる自然現象が11月21日、志摩市阿児町安乗(あのり)の海岸から観察することできた。

【その他の画像】宙に浮く富士山

 伊勢志摩の海抜0メートルの地点から、気温が下がる冬の早朝で空気が澄んで水平線上に雲がない条件の時、富士山が宙に浮いたように見える。高さ3776メートル日本最高峰の富士山は、伊勢志摩から直線距離で200キロ以上離れている。この条件がそろうのは鳥羽市と志摩市の限られた海岸からだけで、志摩市からは最遠距離となる。

「宙に浮く富士山」は、志摩半島の沖を流れる黒潮の影響が非常に大きく、特に気温が下がる冬場に海水と水面近くの空気との温度差が大きくなるので光が屈折して起こる「蜃気楼」の一種「浮島現象」がより際立って起こりやすい。近年、「宙に浮く富士山」「浮き富士」「エアー富士」などと呼ばれるようになり、泊まり掛けで撮影に来るカメラマンが増えている。

 この日、撮影に成功したのは写真家の泊正徳さん。泊さんは「富士山が浮く季節になってきた。僕は暑がりなので、富士山が宙に浮き始めるとワクワクしてくる。今シーズンも何度か見ることができたが、ようやく本格的な冬になってきた予感」と話す。

 志摩市では、「安乗崎公園」(阿児町安乗)、「国府浜(こうのはま)」(同町国府)、「浅浜」(同町甲賀城ノ崎)、「市後浜」(同町志島)。鳥羽市は「千鳥ケ浜」(相差町)、「鎧崎(よろいざき)」(国崎町)。伊勢市から松阪市までの伊勢湾岸からも富士山は見ることができるが、富士山の手前に陸地が入るので浮いたようには見えない。

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