立神真珠養殖組合女性部(志摩市阿児町立神)が「第23回全国青年・女性漁業者交流大会」に三重県代表として参加することを受けて2月7日、志摩市役所で壮行会が行われた。
3月1日・2日に東京で開催される同大会は、全国の青年・女性の漁業者が日頃の研究や実践活動の成果を発表し知識や情報を共有することで、水産業・漁村の発展と活性化につなげようとする取り組み。
同女性部は2012年6月、真珠養殖業に携わる女性6人で結成。現在12人で県内外のイベント等に参加して真珠養殖についてPRし、真珠アクセサリーをもっと身に着けてもらいたいと活動している。
これまで三重の農林水産業復興応援フェアやJICAの外国人研修生のための研修、地元小学校での体験学習、文部科学省主催の「子ども霞が関見学デー」に5年連続延べ1600人以上の子どもたちに真珠養殖を知ってもらうなどの活動などが評価されて三重県代表となった。
壮行会で竹内千尋志摩市長から激励の言葉もありメンバーらはそれぞれの真珠に対する思いが熱く語った。
同女性部の森口弘美さんは「当日のプレゼンテーションは15分間だけですが、全国の人に真珠養殖をアピールしたい」と話す。