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「志摩マリンランド」水族館の飼育員が俳句を詠むと魚の知識豊富でマニアックに

「志摩マリンランド」水族館の飼育員が俳句を詠むと魚の知識豊富でマニアックに

「志摩マリンランド」水族館の飼育員が俳句を詠むと魚の知識豊富でマニアックに

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 伊勢志摩サミットが開催された賢島にある「志摩マリンランド」(志摩市阿児町)で3月1日から、春季特別展「春の季語の生きものたち」が始まった。5月31日まで。

【その他の画像】志摩マリンランドで春の季語にちなんだ生物展示

 同展は春の季語として知られる生き物やその季語にちなんだ生き物を集めて展示。お題は「ヒガンフグ」「ヤドカリ」「タカラガイ」「メバル」「タイ」「シオマネキ」「ウニ」「イソギンチャク」など。

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 水槽の中にはお題となった生き物を展示すると共に、その水槽のそばに著名な俳人の86句と同館スタッフらが詠んだ88句を短冊にして張り出した。松尾芭蕉の句「明けぼのや しら魚しろき こと一寸」、松瀬青々の句「寄居虫(やどかり)に 我も似たりと 思はずや」などは情景が目に浮かぶものに対して、同館スタッフらは「彼岸河豚 砂にまみれて 餌を待つ」「彼岸河豚 心地よ良さげに 砂布団」とフグが砂の中に隠れる習性をヒガンフグから連想して詠んだ。

 同園飼育員の杉山弘樹さんは「スタッフに声を掛けて俳句を詠んでもらったところ思いの外集まった。秀作を張り出したところわかりやすいと評判がいい」と話す。

 同館の里中知之館長は「飼育スタッフが詠んだ俳句はマニアックなものが多くて面白い。魚の習性を知っているのでなかなか言い得ているなと感心する句も多く、やってよかった。入館者には俳句コンテストも同時に開催している。優秀作品には年間パスポートなどをプレゼントしたいと思うので、奮って応募いただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時(7・8月は17時30分まで)。入館料は、大人=1,400円、中高生=900円、小学生=600円、幼児(3歳以上)=300円。