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三重県・民泊第1号、鳥羽市内に 民泊開業で町元気に、「簡単ではない」側面も

三重県・民泊第1号、鳥羽市内に 民泊開業で町元気に、「簡単ではない」側面も

三重県・民泊第1号、鳥羽市内に 民泊開業で町元気に、「簡単ではない」側面も

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 鳥羽市在住の籾山征也さん所有の建物の2室「Arashima Inn(アラシマイン)」(鳥羽市鳥羽、TEL 050-5856-3830)が三重県の民泊第1号として申請を受理され、6月15日に営業を開始した

【その他の画像】三重県の民泊第1号の「Arashima Inn」

 住宅宿泊事業法(民泊新法)施行に伴い3月15日から申請の受付を開始した三重県では、6月15日までで37件の申請があり27施設について受理。現在246件の相談を受けているという。アラシマインは三重県が最初に受理した7施設の内の1件となる。広域伊勢志摩圏内では、伊勢市=7件、鳥羽市=2件、志摩市=1件、玉城町=2件、南伊勢町=1件、明和町=2件。

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 アラシマインは、アパートとして賃貸していた2DKの2部屋を申請。近隣には県重要文化財の「金胎寺」、歴代鳥羽城主を祭る志摩国一の「常安寺」などがあり、「鳥羽水族館」「伊勢湾フェリーターミナル」まで徒歩4分、近鉄中之郷駅まで徒歩2分の立地。「伊勢志摩に観光で訪れる人に使っていただきたい」と籾山さん。

 籾山さんは、三重県の申請受付を開始初日にエントリー。その間、消防法による煙探知機や非常灯の設置などの要件を満たすために東奔西走したという。籾山さんは「宿泊施設を増やすための政府の政策として民泊新法ができて誰でも簡単に民泊開業できると思ったが、ふたを開けると大間違い。さまざまな壁が待っていた。申請受理の通知が来た時には三重県庁の医療保健部食品安全課生活衛生・動物愛護班の担当者と喜んだ」と振り返る。

 籾山さんは「軽い気持ちで民泊を始めようとすると難しいかもしれないのでお勧めできない。鳥羽のまちもシャッター通りが増え人々の往来が少なくなっている。その現状を打破するために、少しでも多くの観光客が鳥羽に宿泊し、まちの飲食店を利用していただき、お金を落としていただければ、その継続により町が元気になるのではと民泊の申請をした。その結果、資産の有効活用になり収入も入れば素晴らしいこと」と訴える。

 料金は大人=3,000円~。チェックインは15時~20時、チェックアウトは翌日7時~10時。

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