「2017-2018 FIM世界耐久選手権最終戦『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会(8耐)」決勝レースが7月29日11時30分、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.821キロ)で始まった。
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台風12号の影響を受け大会運営委員会は、28日に予定していたレースや関連イベントを中止・変更し対応。観戦用の大型ビジョンも一時取り外した。29日深夜に伊勢市に上陸した台風は、朝には雨も止み青空も顔を出したが、スタート時に再び雨模様となり、路面が濡れるウエットコンディションの中、火ぶたを切った。
スターティンググリッドには、「Kawasaki Team GREEN」がポールポジション、10年ぶりに復活したホンダワークス「Red Bull Honda with 日本郵便」、4連覇を狙うヤマハワークス「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と続く。
伊勢市出身・国際ライダーの稲垣誠さんは、「AKENO SPEED・YAMAHA(アケノスピード・ヤマハ)」(伊勢市小俣町)の監督兼選手として出場。2015年大会でSST(改造条件が狭く、ほぼノーマルエンジンのマシン)クラスから出場し、クラス準優勝(193周を8時間51秒281、総合で70チーム中22位)を飾った同チームは、18歳南本宗一郎選手を迎え、ヤマハのYZF-R1でクラス優勝を目指す。