国内唯一の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)公式戦「ミズノクラシック」が昨日から11月4日まで、志摩市の近鉄賢島カンツリークラブ(6,506ヤード、パー72)で開催されている。
2日目にあたる11月3日は、有村智恵選手、原江里菜選手、中田美枝選手ら日本女子勢の活躍と上田桃子選手、横峯さくら選手の日本女子賞金女王争い、宮里藍選手の巻き返しが期待されている。
この日、志摩市は市内の子どもたちを対象に「ミズノクラシック伊勢志摩ゴルフトーナメント見学・体験教室」を企画、子どもとその保護者ら34人が大会会場を見学した。
毎日放送(MBS)のテレビスポーツ部・葛原敦部長の案内で、今年から導入されたハイビジョン放送対応の中継車や編集ルームなどを見学、約40台のテレビカメラで撮影され、生放送に間に合わせるために選手のプレーを撮影したビデオテープをスタッフが走って編集室まで届けているなどの裏事情も説明した。
父親と参加した伊藤遥さん(小学6年生)は「普通行けないところにも行けてとても楽しかった。参加するまではゴルフには興味なかったが、来てやってみたいと思った」と参加した感想を漏らした。
同市は、同大会への地域住民の理解と協力に対しての謝恩を兼ねて、参加選手のサイン入りグッズなどが当たる抽選会を昨年に引き続き、11月11日に予定している。会場は志摩市商工会(志摩市阿児町鵜方)で、抽選会の応募受付時間は12時~13時。