基本的に市販車をレース仕様に改造したレーシングカーGT3の四輪車レース「サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース」が8月25日・26日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)国際レーシングコースで行われた。
「鈴鹿10H」は、欧州・日本・アジアなど世界で活躍するGT300、GT3マシンが一堂に会するレースで「鈴鹿1000キロレース」を継承する。真夏の炎天下の過酷な条件下で10時間を3人のドライバーで走り切ろうと、今年から始まった。
優勝は、メルセデスAMG GT3「Mercedes-AMG Team GruppeM Racing」(ドライバー=M.エンゲル、R.マルチェッロ、T.ヴォーティエ)が10時間00分32秒584で276周を走り切った。2位は、メルセデスAMG GT3「Mercedes-AMG Team Strakka Racing」(同=L.ウィリアムソン、M.ゲーツ、A.パレンテ)、3位は、アウディR8 LMS「Audi Sport Team Absolute Racing」(同=M.ウィンケルホック、C.ハース、K.ファン・デル・リンデ)。
日本人チームは、メルセデスAMG GT3「Mercedes-AMG Team GOOD SMILE」チーム(同=谷口信輝、片岡龍也、小林可夢偉)が275周を完走し5位と健闘。日本車で参戦したチームは、ニッサンGT-RニスモGT3「GAINER」(同=平中克幸、星野一樹、安田裕信)の14位が最高位。ホンダNSX GT3に乗った「Honda Team MOTUL」(同=山本尚貴、武藤英紀、中嶋大祐)は18位、「Modulo Drago CORSE」(同=道上龍、大津弘樹、小暮卓史)は21位、「Carguy Racing」(同=木村武史、横溝直輝、K.コッツォリーノ)は23位、 トヨタ86 MCで出場の「TEAM UPGARAGE」(同=中山友貴、小林崇志、井口卓人、以上敬称略)は27位で完走した。