「2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース」決勝レースが10月7日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際レーシングコース(1周5.807キロ)で開催され、メルセデス44番のルイス・ハミルトン選手がポール・トゥ・ウィンで昨年に引き続き鈴鹿2連覇を達成した。
鈴鹿で開催されるF1GPは、今年で30回目となる記念大会。同コースを53周する鈴鹿F1GP。ハミルトン選手は1時間27分17秒062でフィニッシュ。メルセデス77番バルテリ・ボッタス選手が1時間27分29秒981で2位、レッドブル33番マックス・フェルスタッペン選手が1時間27分31秒357で3位となった。メルセデスは1-2フィニッシュ。
昨年までの「マクラーレン・ホンダ」から「トロロッソ・ホンダ」として今シーズンからエンジンを供給するホンダ。本拠地鈴鹿での活躍が期待されたが、10番ピエール・ガスリー選手は11位、28番ブレンドン・ハートレー選手は13位に終わり、今年もポイントを獲得することができなかった。
一方、決勝レースの前に行われた国歌斉唱を「伊勢少年少女合唱団」の6歳から高校2年生までの27人が行った。この日は秋空広がる快晴。団員たちはホンダからプレゼントされた「F1 SUZUKA 30 ANNIVERSARY」と書かれたワッペンが付いた真っ白のツナギ服で臨み、声高らかに国歌君が代を斉唱した。
同サーキットの10月5日から3日間の観客数は、初日3万1000人(昨年=2万6000人)、2日目5万1000人(同4万3000人)、最終日8万1000人(同6万8000人)、延べ16万5000人(同13万7000人)(主催者発表)。