「2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」が7月26日~28日、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.821キロ)で始まった。
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今年で第42回大会となる鈴鹿8耐は日本最大のオートバイレース。同時開催の「鈴鹿4時間耐久ロードレース(鈴鹿4耐)」は39回目となる。晴天で一時小雨も混じった26日は両レースの予選レースが行われたが27日は7時ごろ台風6号が三重県南部に上陸、9時、台風の影響によるに風雨と共に鈴鹿4耐の決勝レースがスタートした。昨年の第41回大会も台風の直撃を受けた。
今大会は、ヤマハワークス「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の5連覇、昨年復活のホンダワークス「Red Bull Honda」の優勝、18年ぶり復活カワサキワークス「Kawasaki Racing Team」のワークスチームの戦いが見どころ。
伊勢の2輪チーム「AKENO SPEED・YAMAHA (アケノスピード・ヤマハ)」は、SST(改造条件が狭く、ほぼノーマルエンジンのマシン)クラスでの優勝を目指したが、エースライダー南本宗一郎選手が26日の練習走行中のスプーンカーブ手前200Rで転倒し、左肩を打撲、予選レースに出場することができなくなった。さらに第3ライダーのインドネシア出身・Ahmad Yudhistira(アハマッド ユディスティラ)選手のライダー登録が間に合わず、ライダー兼監督を務める稲垣誠選手が予選レースで1周を2分11秒329のタイムで30位に付けたが、規定により決勝レース出場が叶わなくなった。
同イベントを主催するモビリティランドは、7月27日に予定していたGPスクエア「8耐&『真・三國無双8』イベント」モトブロガーサイン会、「BASE8耐」FMXスプラッシュパフォーマンス、MAXびしょ濡れ!ハンパないSPLASHステージ、NEWバイク試乗会、ライダーズビレッジ、 バイクであいたいパレードなどの中止を決めた。28日のレース・イベントについては今のところ予定通り開催する。