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伊勢の藤屋窓月堂がフレンチとコラボ和菓子第2弾 空想の「フランス和菓子」コンセプトに

伊勢の藤屋窓月堂、空想の店「仏・片田舎のしにせ和菓子屋」が販売しそうな和菓子を商品化

伊勢の藤屋窓月堂、空想の店「仏・片田舎のしにせ和菓子屋」が販売しそうな和菓子を商品化

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 伊勢の和菓子店「藤屋窓月堂」(伊勢市中之切町、TEL 0596-22-2418)が10月1日、フレンチレストラン「ミュゼ・ボンヴィヴァン」(津市大谷町、TEL 059-223-7070)とのコラボレーションブランド「月と犬」の第2弾になる新商品「橙(だいだい)~Daidai~」の販売を開始した。

【その他の画像】藤屋窓月堂が新ブランド「月と犬」

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 「藤屋窓月堂」は明治初年に創業し伊勢神宮内宮(ないくう)門前町の「おはらい町」にある本店と国道23号線沿いの本館(同市鹿海町)、宮町支店(同市宮町)の直営3店を持つ。社長の吉尾雄介さんは6代目。「ミュゼ・ボンヴィヴァン」は三重県立美術館内のフレンチレストランで三重県産のジビエ料理などを提供する。オーナーシェフの出口直希さんは、ソムリエとしてのワイン文化の普及活動や様々な企業とのコラボレーション・監修にも取り組んでいる。

 「月と犬」ブランドは、「フランスの片田舎で続くしにせ和菓子屋」という空想の店舗をブランドイメージに据え、藤屋窓月堂の和菓子をベースに出口さんが料理やワインの技術を生かしてレシピを開発し、コーヒーや日本酒、ワインなどにも合う和菓子を提供する。ブランドネームの「月と犬」は、窓月堂の「月」、出口さんの愛称「野犬」から取ったという。昨年4月1日には第1弾として、「干し無花果(いちじく)のどらエピス」(250円)を販売した。

 第2弾の「橙~Daidai~」は、卵の黄身を使う黄身あんにをつくね芋(山芋)とココアパウダーと米粉を合わせた生地で包んだ。黄身あんには、練乳と砂糖漬けのオレンジゼストを刻み入れている。仕上げに宮川森林組合(多気郡大台町)がクロモジの木で薫製にした松の実を2粒乗せた。

 吉尾さんは「新商品『まろやかなかんきつ入りの黄身あんが、クロモジが持つ独特な落ち着きのある甘い香りと合わさり、食べた後の余韻も楽しめる爽やかな味わい。正月のしめ縄や鏡餅などの飾り、『代々』栄えて欲しいと縁起を担いで『橙』(=オレンジゼスト)を使った。古くから祝い菓子として親しまれてきた上用饅頭のイメージも掛け合わせ、今までにない新しい感覚の商品が出来上がった。『フランスの片田舎で続くしにせ和菓子屋』ならこんな和菓子を販売していそう、とうなずける商品」と説明する。

 吉尾さんは「古来から続く和菓子と自然との関係や和菓子と日本人の暮らしといった歴史を改めて見つめ直しすとともにフレンチの知識や感性という新たな可能性を加味することで、こ和菓子文化が続いていくようにと思いを込めた」と話す。

 価格は1個=300円、3個(箱入り)=1,000円。藤屋窓月堂の営業時間は、本店=8時~19時、本館・宮町店=9時~18時。

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