「ホテル&リゾーツ伊勢志摩」(志摩市磯部町、TEL 0599-55-2100)が3月1日、三重県の「ええもん(いいもの)」を集めたコンセプトルーム「三重のええもんルーム」の提供を始めた。
【その他の画像】三重県のイイモノを集めたコンセプトルーム「三重のええもんルーム」
「ダイワロイヤルホテル」として全国に25のホテルを展開する大和リゾート(東京都千代田区)が運営する同ホテル。1987(昭和62)年に「伊勢志摩ロイヤルホテル」としてオープンし、2017(平成29)年にホテル名を「ホテル&リゾーツ伊勢志摩」に変更し今年35年を迎える。
同ルームは、臼井織布(津市)の伊勢木綿を使った作務衣やクッションカバー、三重ナルミ(志摩市磯部町)のナルミボーンチャイナ製カップ、おぼろタオル(同)のバスタオルと洗顔タオル、御木本製薬(伊勢市黒瀬町)ミキモトコスメティックスの入浴セットなどを備え、伊勢角屋麦酒(神久)のクラフトビール「ペールエール」、清水清三郎商店(鈴鹿市)の日本酒「作」、井村屋(津市)のミネラルウオーター「めぐるる」などを冷蔵庫に、メデリン珈琲(志摩市阿児町)の同ホテルオリジナル焙煎(ばいせん)のコーヒー、ブランカ(鳥羽市鳥羽)の洋菓子「シェルレーヌ」などを付けた。
企画した同ホテル営業部の柴原光彦さんは「的矢湾から伊勢神宮別宮の伊雑宮につながる伊雑ノ浦が一望でき、眼下には的矢大橋も見ることができる部屋で、三重県の伝統工芸品や『ええもん(素晴らしい物)』を実際に使ってもらい、その良さを実感してもらえればと企画した。上質で高価な『おぼろタオル』は持ち帰ってもらえる。気に入った『ええもん』があれば売店でも購入可能」と話す。
スーペリアルツインルーム1室で、宿泊は2人限定。料金は通常宿泊料金の2万円増し。