伊勢のスポーツクラブ「mets-GYM(メッツジム)」(伊勢市小木町、TEL 0596-36-5050)が5月7日、野外キックボクシングイベントを開いた。
キックボクシングのレッスンなどを運営するK-1アマチュア公認ジムの「B.F.A-SEED」(多気郡明和町、TEL 0596-52-6332)と連携し昨年2月にリニューアルオープンした同施設。キックボクシングエリアを設置し、キックボクシングレッスンなどに力を入れる。
エクササイズとしてのキックボクシングを身近に感じてもらおうと企画した同イベント。プロのキックボクサーで同ジムでキックボクシング指導者でもある田中STRIKE雄基さんの引退試合(6月5日、三重県営サンアリーナ・サブアリーナ(伊勢市朝熊町))の応援とPRも兼ねている。
この日は、野外テニスコートでキックボクシングのエキシビジョンマッチや音楽に合わせてキックボクシングのフォームを合わせて踊るKICK OUT、ミドルキックやミット打ちなどが、施設内ではサンドバッグ、ミット打ちなどが行われた。エキシビジョンマッチには、ダイエットのためにと、50歳でキックボクシングのレッスンを受け現在も続ける、伊勢市出身の55歳女性・西村みきさんもリングに上がった。
西村さんは「入回当時62キロの体重は、体脂肪率16以下、体重52キロまで落とすことができた。ある時、試合がしてみたいと思い『私、戦えますか?』とトレーナーさんに相談したのがきっかけで、現在まで21試合戦い、7勝9敗5引き分け。6月5日の大会にもあと2キロ減量して臨む予定。練習も試合もきついが楽しい」と話す。
田中さんは「キックボクシングはパンチやキックをするだけでもとても効率的なエクササイズになる。多くの人にキックボクシングの魅力を伝えたい」と説明。「引退試合では後輩やキックボクシングをやっている人に、最後まで諦めずに戦っている自分の背中を見せて、勇気を与えられたらと思う。ぜひ足を運んでほしい」とも。
同施設の石川雄一郎さんは「ジムの運営はコロナ禍でまだまだ厳しいが、リニューアルオープン後、クラス数も3割増え、人気のレッスンとなっている。興味ある人は問い合わせいただければ」と呼びかける。
営業時間は、平日=17時~24時、土曜=13時~21時、日曜定休(第5週最終日休館)。