「2022 Honda F1日本グランプリ」FIA F1世界選手権シリーズ 第18戦の決勝レースが10月9日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際レーシングコース(1周5.807キロ)で開催された。
【その他の画像】鈴鹿F1日本GP、優勝はレッドブル・マックス・フェルスタッペン選手
天気は雨。スターティンググリッドに整列したF1マシンが14時、一斉にスタートするも、1周目からクラッシュ、スピンが多発。2周目には赤旗中断となり、14時50分からの再スタートとアナウンスされたが一向に雨は止む気配なく再中断に。16時15分の再スタートは、セーフティカー先導のままのローリングスタートとなった。
この時点でポールポジションのマックス・フェルスタッペン選手(Oracle Red Bull Racing )は1番手をキープ、角田裕毅選手(Scuderia AlphaTauri)は13番手から9番手まで順位を上げた。
再スタート後は、各チームはタイヤ交換のためピットインを重ねるなど、終始天候に翻弄(ほんろう)されていた。
優勝は、2位以下を大きく引き離し、今季12勝目となるマックス・フェルスタッペン選手(Oracle Red Bull Racing )。2位争いは、シャルル・ルクレール選手(Scuderia Ferrari)にセルジオ・ペレス選手(Oracle Red Bull Racing)が迫り、最終ラップの最終シケインでルクレール選手がシケインをオーバーランしたままフィニッシュしたため、審議の結果5秒のタイムペナルティが科せられ、ペレス選手が逆転し2位に、ルクレール選手は3位に順位を落とした。
角田裕毅選手(Scuderia AlphaTauri)は健闘するも13位でフィニッシュ。日本のファンから大きな声援を受けていた。