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伊勢生まれ明和町出身の長岡成貢さん、倭姫宮鎮座100周年で新曲初披露

伊勢生まれ明和町出身の長岡成貢さん、倭姫宮鎮座100周年で新曲初披露

伊勢生まれ明和町出身の長岡成貢さん、倭姫宮鎮座100周年で新曲初披露

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 伊勢市で生まれ明和町で育った音楽家の長岡成貢さんが6月3日、斎王祭り40周年の記念コンサートで今年鎮座100周年を迎える伊勢神宮別宮の倭姫宮(伊勢市)の主祭神・倭姫命(やまとひめのみこと)への思いを込めた新曲を初披露した。

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 長岡さんは、嵐やSMAP、EXILE、MISIAさんなどさまざまなアーティストに楽曲を提供。映画「桜田門外ノ変」「渾身 KON-SHIN」「中国版 深夜食堂」、ドラマ「日曜劇場 JIN-仁-」などの音楽も手がける。長岡さんが1992年に作った斎王祭りのテーマ曲「斎宮(さいくう)物語~斎王(いつき)の舞」は子どもたちによる舞踊が今も継承されている。約660年の間に天皇に代わって平和を祈り伊勢神宮に仕えた60人余りの未婚の内親王または女王「斎王」への感謝、その存在を多くの人に知ってもらおうと取り組む「ひめみこプロジェクト」を主宰する。2019年にCDアルバム「美しきひめみこたちの物語~Mistic world of Himemiko~」を大嘗祭の日にリリースした。

 元伊勢神宮神職の河合真如さんに作詞を依頼して完成した新曲は「倭姫(宮)~伊勢の春秋」。コンサートでは、「倭姫命~神託ノウタ」「ヒメミコタチノウタ」「月の光」のほか、明和町出身・文筆家の千種清美さんが作詞した「祈りのとき」、V6や中森明菜さんなどの曲を手がけた夏ノ芹子さん作詞の「瑞穂の大地」の計6曲を披露した。

 長岡さんは「今年ご鎮座100周年となる倭姫宮を機に、倭姫命の功績を多くの人に知ってもらいたい。倭姫命は、第10代崇神天皇の皇女の豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)の跡を継ぎ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭る地として伊勢の地を選ばれた。倭姫命や多くの斎王の祈りが今ここにつながっていることを音楽で伝えたい」と話す。

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