「伊勢志摩・里海トライアスロン」が7月2日、大矢浜海水浴場(志摩市浜島町)をメイン会場に開催された。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年大会は日程を延期した後中止に、2021年大会は中止、昨年大会は感染予防対策を行いながら9月に開催した。今大会は2013(平成25)年大会から数えて10回目となる。
コースは、同海水浴場からスタートするスイム2キロ、太平洋沿いを南伊勢町まで走るバイク45キロ、浜島町の市街地を走るラン10キロの計57キロ。
参加者は、年齢=19歳~81歳、出身地=北海道から熊本県までの786人(男性702人、女性84人)。スペイントライアスロン連合(FETRI)から2人の男女スペイン人選手(欧州ユースチャンピオン)、2018年バレンシア国際大会優勝、2021年国内ランキング1位、現在、バルセロナの国家エリート選手養成校監督を務めるジョルディ・ガルシア選手、トライアスロン欧州杯2007年金メダル、2009年銅メダルを獲得、現在、FETRIと陸上連盟の監督を務めるソニア・ベハラーノ選手)が出場。
今年は、日本財団ボランティアセンター(東京都港区)に登録する18人が地元ボランティアスタッフと共に、会場設営や当日の運営、片付けなどで汗を流した。
前日まで雨が降っていたが、当日は快晴となった。ボランティアスタッフは熱中症予防のため、しきりに選手たちに水分補給を取るように促していた。
男子の部・優勝=ジョルディ・ガルシア選手(2時間分15分32秒)、2位=井上亮さん(2時間18分01秒)、3位=高橋正俊さん(2時間26分35秒)、女子の部・優勝=高橋真紀さん(2時間31分45秒)、2位=ソニア・ベハラーノ選手(2時間42分47秒)、3位=山田梓さん(2時間48分39秒)。