この秋、伊勢の地をより詳しく知ることを目的に始められる「検定『お伊勢さん』」の申込締め切りが9月15日に迫っている。

　同検定は、伊勢商工会議所（伊勢市岩渕1、TEL 0596-25-5151）が京都の「ご当地検定」に倣って11月12日に開催するもの。「遷宮ガイドブック」を出版し、タウン誌「伊勢人」を発刊している伊勢文化舎（伊勢市神田久志本町1474、TEL 0596-23-5166）と共同で「『検定お伊勢さん』公式テキストブック」を1万部作成した。検定試験は、このテキストブックに基づいて四者選択方式で実施される。試験は難易度によって中級、上級のコースがあり、「神宮編」「歴史と文化編」「ものづくりとくらし編」の3科目合計6種類試験があり、それぞれ70％以上の正解率をもって合格認定証を発行するという。

　同会議所の中村龍二さんは、「募集状況は上級の『歴史と文化編』と『ものづくりとくらし編』を除いては定員の200名に達している。ほとんどの人が複数課目を受験し、中には中級、上級の全課目を受験する方も」と話している。

　受験料は中級が各700円、上級が各1,000円。

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