今年30周年を迎えた志摩スペイン村(志摩市磯部町)に現在、ポケモンファンが増えている。
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同パーク広報担当の柴原風花さんによると「志摩スペイン村のキャラクターのぬいぐるみを持参して園内で撮影するファンの数は年々増えている。『異変』は今年2月から5月にVチューバーの周央サンゴさんのぬいぐるみを持参するファンが増えたこと。夏休みに入った現在は、圧倒的にポケモンのぬいぐるみを持参するファンが多くなった。今は、ぬいぐるみを持参する人の約半分がポケモンファンかも…。みなさんそれぞれ好きなキャラクターと一緒に撮影して楽しんでいる」と話す。
柴原さんは「ポケモンファンが増えたのは、6月29日から9月23日までの期間でスペシャルイベント『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ポケモン課外授業 in 志摩スペイン村』の開催に加えて7月27日から、『三重県×ミジュマル』の企画が追加されたことも影響する」と説明する。
「三重県×ミジュマル」は三重県とポケモン(東京都港区)が2021年12月に包括連携協定を結び三重県を盛り上げようと取り組んでいるもので、三重県でしか買えないミジュマルグッズなどの販売や、ミジュマルデザインのマンホールを県内の市町に設置したりしている。
「三重県×ミジュマル」連携企画初日の27日には、みえ応援ポケモンとなった「ミジュマル」のグリーティングがあり、一見勝之三重県知事と橋爪政吉志摩市長も応援に駆け付けた。
「三重県×ミジュマル」では、園内の小売店「アスタ ラ ビスタ」の一角に東京・日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」で買えるミジュマルグッズ約30点や三重県産土産約60点を並べた「三重テラス in 志摩スペイン村」を期間限定開店。園内の「エンバシーホール」が、ミジュマルのフォトパネルや三重県のPRブースなどの設置、ミジュマルのマンホール蓋のパネル22枚を展示する「三重県×ミジュマル展示ホール」に様変わり。
柴原さんは「『三重県×ミジュマル』連携企画も好評で、あまり人前には登場しないミジュマルが来るとあって多くの人が来園してくれた。ミジュマルグッズも初日から売り切れるものも出たほど。7月27日から8月25日の期間、営業時間を9時30分から20時30分に延長し、夏休みのナイター営業を実施。新ナイトパレードや花火と音楽の競演を毎夜上演。志摩スペイン村の華やかな夏の夜をポケモンと一緒に楽しんでもらえれば」とも。