伊勢志摩で旅館経営などを展開するサン浦島(鳥羽市本浦温泉、TEL 0599-32-6111)は4月1日、南鳥羽に建設を進める宿泊施設の施設名と開業日を発表した。施設名は「御宿The Earth(おやど ジ・アース)」、今年7月10日のグランドオープンを目指す。
同社は、和風旅館「悠季(ゆうき)の里」のほか、「千年の里Kodo(北牟婁郡紀北町)」「あじ蔵かろかろ(鳥羽市本浦温泉)」「心湯遊び ねぼーや(志摩市阿児町)」を運営。同社の吉川勝也社長は、伊勢志摩で閉鎖されていた旅館を買収し、ヤング、カップルをターゲットとした旅館として再生させたり、「伊勢鳥羽志摩交流フロントコンソーシアム」の代表を勤め、「疾病を持つ旅行者の受け入れが可能な観光地づくり」など地域の活性化に情熱を傾ける。
「御宿The Earth」は、南鳥羽・石鏡(いじか)地区の太平洋を一望する約5万4千坪の敷地に全16室を建設する。「宿の名が示すように、水平線が地球の輪郭を感じさせる場所に客間が完成する。地球の鼓動を感じ、一瞬ごとに変わる景色に五感を委ね、2度と訪れないその『瞬間』『時間』を感じてほしい」(吉川社長)と話す。
問い合わせは6月1日から受け付ける。
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