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伊勢「コンフォートホテル」が「ERA」にリブランド 国内3施設目

伊勢の「コンフォートホテル」が「ERA」ブランドに 新しくなった「Comfort Library Cafe」

伊勢の「コンフォートホテル」が「ERA」ブランドに 新しくなった「Comfort Library Cafe」

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 「コンフォートホテル」ブランドの宿泊施設を国内で展開するグリーンズ(四日市市)が1月30日、「コンフォートホテル伊勢」を国内3施設目となる派生ブランド「コンフォートホテルERA(エラ)伊勢」(伊勢市吹上、TEL 0596-27-1811)にリブランドした。

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 1957(昭和32)年に四日市駅前に泊食分離の料金設定を取り入れた「新四日市ホテル」を創業した同社は、以来、伊勢路沿いに21のホテルを開業していき、「グリーンズホテルズ」に発展させた。1999(平成11)年、現在45カ国以上で7400軒以上を展開する米ホテルチェーン「チョイスホテルズインターナショナル」のホテルブランド「コンフォートホテル」1号店を京都で開業。その後、チョイスホテルズインターナショナルと契約を結び、現在まで国内に96の「コンフォートホテル」「コンフォートイン」などを展開する。国内の運営会社・チョイスホテルズジャパン(東京都中央区)は同社の100%子会社。伊勢市内では、1985(昭和60)年7月開業の「伊勢シティホテル」と2018年6月開業の「コンフォートホテルERA伊勢」を運営する。

 「コンフォートホテルERA」は、「自分らしくアクティブに」をキーワードに、「わくわくする旅」を届ける「Excite(エキサイト)」、快適なホテルステイの「Refresh(リフレッシュ)」、心と体にエネルギーをチャージし「Active(アクティブ)」に生きていくことをコンセプトに展開する新ブランド。「時代」を意味する「ERA」は、それらの頭文字から取った。同ブランドは現在、伊勢店と、神戸三宮店(神戸市中央区)、京都東寺店(京都市南区)に、2月6日オープンの東京東神田店(東京都千代田区)の計4施設を展開する。

 リブランドに伴い、伊勢店では「Comfort Library Cafe」を拡充。伊勢神宮に関する本約30冊のほか、旅に関する本など200冊以上を取りそろえ、Wi-Fiやコンセントも完備した。朝は朝食ビュッフェを提供。数種類の野菜やフルーツ、伊勢うどん、めはりずし、伊勢茶を使ったプリンやグリーンスムージーなど、ご当地メニューを含む30種類以上を用意。客室には大風量ドライヤーや高機能シャワーヘッドを導入したほか、貸し出し用にヘアアイロン、ハンディーマッサージガン、フットマッサージャーもそろえた。

 同社総務部の中川綾子さんは「宿泊者はチェックアウト後でも『Comfort Library Cafe』を自由に利用でき、コーヒー、カフェラテ、紅茶、日本茶を無料提供する。14時~17時の時間帯には地元銘菓の『絲印(いといん)煎餅』も無料提供。17時~23時のカクテルタイムには『伊勢角屋麦酒』『伊勢ワイン』など地元産アルコール類を1杯500円で提供する。カフェのウオールアートは『日の出』をコンセプトにしたほか、客室は『伊勢うどん』をモチーフにしたアートや『赤福餅』をイメージする色を取り入れた。荷物の預かりも無料」と話す。

 チョイスホテルズ中日本営業部長の波多江啓志さんは「伊勢市駅前という立地から、公共交通機関を利用する観光客の需要が高い。コロナ禍の1年前に開業したが、コロナ禍でも伊勢神宮の参拝客需要があり、稼働率が60%以下になることはなかった。コロナ後は80%以上の稼働率を推移している。駅前周辺の商店街や観光協会との提携を密に、他ホテルや地域と連携し地域創生を目指していきたい」と話す。

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