
伊勢市出身の三宅淳詞選手が所属する日産ワークスチーム「NISMO NDDP」が5月4日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町、1周4.563キロ)で開催されたGTレース国内トップカテゴリーの「SUPER GT」第2戦、決勝レースでGT500クラス10位でフィニッシュした。
島田次郎監督率いる同チームから佐々木大樹選手と共に出場するGT500クラス2年目の三宅選手。マシンは赤の「日産Z NISMO GT500」3号車。
「2025 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 3Hours RACE」、3日の予選レースで5番手につけ、決勝レースでも表彰台を狙える位置を確保したが、4番手まで順位を上げたが、作戦ミスで順位を落とし、最終116周を走り15台中10位(1ポイント獲得)に終わった。優勝は、石浦宏明選手・大湯都史樹選手組の「TGR TEAM KeePer CERUMO」。
三宅選手は「5番手からのスタートとポジション的には悪くはなかったが、ロングレースとしてのペースが少し足りなく苦しいレースだった。中盤、ライバルと争う場面もあったが追い抜けなかったのは僕の力不足。あそこで抜ければまた違った結果になった。第3戦のセパンでも同じような場面があると思うので、今後レースをしていく上で一発で決められるようにがんばりたい。運転ももっとレベルアップしないと、ライバル勢にはパフォーマンスが足りていないと感じるので、セパンに向けてミーティングをし、パフォーマンス不足の原因を見つけて改善していきたい」と話す。