伊勢市出身の三宅淳詞選手が所属する日産ワークスチームは11月2日、モビリティリゾートもてぎ(1周4.801キロ)で開催されたGTレース最終戦を9位でチェッカーを受け、今シーズンの全レースを終えた。
国内最高峰のGTレース「2025 AUTOBACS SUPER GT 第8戦MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」。全15台が走るGT500クラスに参戦した三宅淳詞選手。島田次郎監督率いる「NISMO NDDP(ニスモ・ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)」から佐々木大樹選手と共に赤の日産Z NISMO GT500「Niterra MOTUL Z」(No.3)のマシンで戦った。
決勝レースで5番グリッドからスタートした同チームだったが、9位でフィニッシュ。シーズン中の合計ポイント24ポイントで年間ランキング12位だった。
三宅選手は「3号車としての予選のパフォーマンスは高く、上位にいることも多かったが、決勝ではなかなか結果が残らない1年だったので悔しい。ポイントランキングも順位が低いので何とかしなければと思い戦い続けたが改善できなかった。来年はどうなるかまだわからないが、どんな場面でも速く、力強く戦えるようにオフシーズンの間に準備を進めていきたい」と締めくくる。