1月3日16時34分ごろ、鳥羽市国崎町の鎧崎(よろいざき)から今年最初の満月が富士山の頂上から現れた。
伊勢志摩から富士山までは直線距離で約200キロ。鎧崎からは約195キロの距離。早朝の晴れた視界のいい日に高い確率で見ることができる富士山だが、この日は日中も雪を被った「白富士」がはっきりと肉眼でも観測できた。
鎧崎は伊勢神宮を創建した倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢神宮に納める神饌を集めるために鳥羽志摩を訪れた際、鎧を脱いだことから命名されたと伝えられている。岬には鎧埼灯台があり、2000年以上伊勢神宮に奉納されている熨斗鮑(のしあわび)を作る「神宮御料鰒調製所」や倭姫命が巡幸されたことを伝える碑が立つ。