「竜」出現?竜神伝説残る伊勢の松尾観音寺-口コミで話題広がる

約600年前に本堂が火災で燃えた時、2体の竜が十一面観世音菩薩を体で巻き付けて救い、消火したという伝説を持つ龍池山・松尾観音寺の床板に「竜」出現。

約600年前に本堂が火災で燃えた時、2体の竜が十一面観世音菩薩を体で巻き付けて救い、消火したという伝説を持つ龍池山・松尾観音寺の床板に「竜」出現。

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 応永十年(1403年)旧暦の5月4日に本堂が火災で燃えた時、本堂裏の二つ池から2体の竜が現れ、雄竜が炎の中に飛び込み十一面観世音菩薩を体で巻き付けて救い、雌竜が何度も池の水を吹きかけ消火したという伝説を持つ龍池山・松尾観音寺(伊勢市楠部町)の本堂床板に、「竜」が現れ、口コミで話題が広がっている。

 同寺は712年、大僧正・行基(668年~749年)が創建したとされ、行基自らが作ったとされる十一面観世音菩薩を本尊とし、竜神伝説に因み除災、縁結びなどに御利益がある祈願寺として広く知られている。火災があってからは今日まで毎月末と旧暦の5月4日に竜神を祭るため卵と神酒、塩を欠かさず二つ池にお供えする。「龍神庭園」と呼ぶ境内には守護神の竜をかたどったツツジも「名所」になっている。

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 口コミでうわさになっている「竜」は、5年前に張り替えた本堂床板で、幅10センチのケヤキ板2枚にまたがり、木の節が目と鼻、うろこに見える。2年前に、木造(こつくり)隆誠住職が参拝者から指摘されて初めて気付いたもの。その後うわさが広がり、地元紙などで紹介されたこともあり、さらに注目が集まった。

 「若い人たちは『なでると幸せになれる』、年配者は『床を磨くとご利益がある』といつの間にか言い伝えられ、参拝に訪れる人が次々になでたり、磨いたりするうちに、さらにくっきりと『竜』に見えるようになった」(木造住職)。「初めて指摘された時はうっすらと見える程度だったのでそれほど意識していなかった。新聞で取り上げられてからは連日多くの人が訪れ、反響に驚いている。今週末には骨董市などの催しも開催されるので、多くの人に足を運んでいただければ」とも。

 5月17日・18日には、同市内事業者の有志らで作る十八会(松尾観音寺を賑わす会)主催で「観音さんの『手作り市』と『骨董市』」(10時~16時)が開催される。

 同寺本堂の開門は8時~17時。

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