北京オリンピック男子サッカー予選リーグ・日本対ナイジェリア戦が開催された8月10日、伊勢市出身で代表の水本裕貴選手と日本チームを応援するために県営サンアリーナで「パブリックビューイング」が開催され、約1,900人の市民が水本選手を含めた日本チームに声援を送った。
水本選手は旧御薗村(現伊勢市)出身で、小学校時代(1992年~1998年)は御薗サッカースポーツ少年団(現ソシエタ御薗)、中学時代(1998年~2001年)年は伊勢サッカークラブジュニア(現ソシエタ伊勢SC)に所属。高校時代(2001年~2004年)は松阪市にある三重高校に、その後、ジェフユナイテッド市原(2004年~2007年)、ガンバ大阪(今年~6月)、京都サンガFC(6月~)で活躍する。2006年~2008年まで日本代表選手としてピッチに立つ。
この日は水本選手が少年時代過ごしたサッカークラブの子どもたちや同市内のサッカーチーム、中学・高校のサッカークラブ選手らも駆け付け応援。幅20メートル×高さ10メートルの巨大スクリーンに映る日本チームに熱い声援を送り「ミズモト、ミズモト」などのコールが会場に響き渡った。
試合は後半、日本が2点を追う苦しい戦いで、34分に1点を返し「あと1点、あと1点」と盛り上がったが、応援むなしく1対2で敗退、決勝トーナメントに駒を進めることができなかった。
伊勢で大画面スクリーンで野口みずき選手応援を計画(伊勢志摩経済新聞)野口みずき・水本裕貴選手を応援するのぼり旗(伊勢志摩経済新聞)